にんにく卵黄が、自律神経失調症の解消をサポート!
カテゴリー:症状別の効果と効能
自律神経失調症に、にんにく卵黄が効果的?
ひと昔前と違って、「自律神経失調症」も
ずいぶんと有名になりました。この病気にかかると、
思い当たる原因がないのにさまざまな症状が出てきます。
たとえば、「がんばろうと思っても、気力が出ない」
「疲れることはしていないのに、だるくてふらふらする」
「おいしいものを目の前にしても、食欲が出ない」など。
実はこの自律神経失調症に、にんにく卵黄が有効と言われていることをご存じでしょうか?
今回は、にんにく卵黄と自律神経失調症の関係について、お話したいと思います。
そもそも、自律神経失調症とは?
自律神経は、交感神経と副交感神経から成り立っています。
これらは運動神経とは違い、思い通りには動かせません。
逆に言えば、指令を出さなくてもずっと働いてくれます。
ただし、自由に動かすことはできないため、一度バランスが崩れてしまうと大変。自律神経によって支配されている臓器に影響が出て、さまざまな不調を引き起こしてしまいます。
これが、自律神経失調症ですね。
また、自律神経の調節がうまくいかないと、自律神経によって支配されている臓器に関わる様々な症状が出てくることになります。たとえば、心臓なら動悸がしたり脈が速くなったり消化器に影響が出ると、下痢や便秘になったりします。自分の意志で動かせる神経ではないからこそ、「自律神経失調症は治療がむずかしい」と言われているのです。
にんにく卵黄が、自律神経失調症に効果的な理由
そこで注目を集めているのが、にんにく卵黄の自律神経失調症に対する効果です。にんにく卵黄に含まれる有効成分には自律神経に対する効果があり、自律神経失調症の治療にも有効なのではないかと言われています。
にんにくには多くの有効成分が含まれていますが、代表的な成分がアリシンというもの。
このアリシンは、ビタミンB1と結合すると、アリチアミンと呼ばれる成分へと変化します。
アリアチミンには、ビタミンB1と同じように、体内のエネルギー産生を促進する効果があることが分かっています。自律神経が働くためには、大量のエネルギーが必要となりますから逆にエネルギーが不足すると、うまく機能しなくなってしまいます。ですから、にんにくをしっかり摂って、ビタミンB1やアリチアミンを摂り込むことで、これら神経のために十分なエネルギーがつくられ、自律神経失調症にいい効果が期待できるというわけです。
また、情報伝達の際に活躍する、「アセチルコリン」という成分をご存じでしょうか?
このアセチルコリンが血液の中に多く含まれていると、自律神経のバランスもうまく保たれます。でも、ストレスがかかるとアセチルコリンが大量に消費され、自律神経のバランスも乱れてしまい、自律神経失調症への引き金になってしまいます。
そこで役に立つのが、卵黄油に含まれている「卵黄コリン」なのです。
この卵黄コリンがアセチルコリンの材料となり、どんどんとアセチルコリンを増やしてくれます。アセチルコリンが増えれば自律神経の働きも活発になり、自律神経のバランスの悪さも解消。だから、にんにく卵黄を摂ることで、自律神経失調症にいい効果が期待できます。
にんにく卵黄は、本当に自律神経失調症にいいのか?
自律神経は、先ほども説明したように自分の意志では動かせない神経。そのため、自律神経失調症治療のために病院に行くと、基本的には症状を軽くする対症療法が中心となります。
また、自律神経のバランスが乱れるもっとも大きな原因はストレスと言われていますから、まずは、このストレスを取り除くことが重要となります。とはいっても、何かと忙しい現代社会。すべてのストレスを避けて日常生活を送ることはむずかしいものです。
忙しくてストレスも多く、かといってストレスを避けることもできない……。そういう方は自律神経失調症にいいと言われている、にんにく卵黄の力を借りるのもよさそうですね。